着心地の良さをとことん追求する。
- 縫い目は肌に触れることはないか?
- 糸の太さや硬さは肌触りに影響していないか?
- 生地の肌触り、風合いは?
- 同じ品番の生地だけど、染料で生地の硬さが変わってないか?
- ロットによる生地の違いをどこまで受け入れようか?
- タグは痛いから全てプリント
- そのプリント方法は肌に触れても問題ないのか?
- この場所に縫い目がくると、カバンを肩に下げたら気になるかもしれない
- 手を上げた時の袖が腕に触れる部分は許容範囲か?
- フードは顔まわりに触れないようになっているか?
- 新品の生地のニオイは問題ないか?
- そのために洗い加工をしているが手触りは良くなっているか?
書き出したら、キリがない。
私たちは、過敏な肌、繊細な肌、敏感な肌にもやさしく着こなせる服を作る。
一般的な服は販売前に試作品を作成し、デザインを調整します。通常なら1,2回の試作で製品化します。多くても3回。私たちは、こだわりが多すぎて試作も5,6回行ってしまします。
試作品は縫製代も高いので1着あたりの製作費は数万円になります。デザイン変更にもお金がかかります。それでも、諦められずに「今度こそ!」と試作に臨みます。
カンカクファクトリーのオーナー、加藤は触覚過敏で服を着ると痛みを感じることがある。 生地を探すとき、鳥肌を立てながら何百枚もある生地サンプルを触って確かめる。試作した服を試着するとき、過敏で優しい人たちが不快に思う場所はないか念入りに調べる。
そうして完成した服をみなさんにお届けする。
私たちは、感覚過敏の課題解決のために服作りを始めましたが、決して福祉ファッションではありません。
誰もが着心地の良い服に包まれる
その体験をKANKAKU FACTORYでお伝えしたい。
私たちのこだわり
縫い目は外側。内側はフラット。
縫い目を外側にすることで、肌に触れる内側に凸凹がないフラットな衣服を実現。
外側にした縫い目を楽しむ。
縫い目を外側にした衣服は「裏返しに着てる?」を思われがち。パイピングやミシン使いで美しく!
タグなし。首元はノープリント。
タグのチクチク感からの解放。プリントも肌に触れないように首元ではない場所へ。